名称

ビリッキーノ

担当

井上曜子

日付

1115日〜

人数

10

場所

出雲市総合ボランティアセンター

内容

佐賀県おもやいボランティアセンターの支援バザー

 2019年夏の災害で北九州エリアが豪雨で被災し、自然災害ではあるものの氾濫した水で近くの工場から油が流れ出しかつてない事態になった地域のお隣、佐賀県武雄市に向かいました。

 ボランティア活動として誰でも出来そうな件は、立ち枯れてしまった庭木の片付け、使えなくなった家電や家財の搬出のお手伝い。

 ハードな内容としては床上浸水したお宅の床下に潜り土砂出しをしました。その際お世話になった地域のボランティアセンター「おもやいボランティアセンター」さんに保管されていた大量の陶器があり、それを出雲に持ち帰り支援金を募れないだろうかと考え両ボランティアセンターに許可を頂き持ち帰り実施しました。「おもやい」という言葉は地域の言葉で、お互いに思う、協力するという意味があるそうです。

 佐賀県と言えば古くからの陶製の地で伊万里や唐津が近くにあり、廃棄されるのは惜しい物も沢山ありました。そしてここに集まった器は被災者宅で必要であれば無料で持ち帰ってもらう物でしたが、おもやいボランティアセンター長からは被災地に行かずとも出来るボランティアとして少しでも関わってもらえる方が増えればと託して頂きました。値段は少額で付けておりましたが皆様方のお気持ちも込めて頂け、約3500円集まり後日お渡しに向かいました。

 九州は多くここ数年毎年の様に被害にあってます。我が出雲もいつどのような被害が起こるか分かりませんが、この「おもやい」の言葉の様にますますお互いを思いやれる地になって欲しいと思います。