名称

島根自然保護協会

担当

岩ア知久

日付

34
37

場所

大田市立高山小学校
大江高山イズモコバイモ自生地

内容

高山小学校イズモコバイモ保護の学習会・観察会

人数

6名・9

令和6年(2024年)34日(月)大田市立高山小学校34年生6名を対象に、イズモコバイモ保護について授業を行ないました。しまね環境アドバイザーで協会運営委員の岩ア知久が、プレゼンテーションを使って、バイモ(貝母)の原産地や特徴・種類などを話した後、日本のコバイモの仲間を紹介しました。また、バイモの花言葉やスプリングエフェメラルについても紹介しました。次に県内でみられるイズモコバイモ群生地は、佐田町や川本町、大江高山など限られた場所でしか見られないことや、環境省・島根県の絶滅危惧種に指定されていることなどを解説しました。その後でイズモコバイモの花や種の特徴、開花までの年数などについて説明し、最後に貴重なふるさとの財産を保護していくためには、草刈りなどの管理を続けていかなければならないこと、盗掘を防ぐためにも地元住民と協力していかなければならないことを伝えて授業を終えました。

37日(木)には大江高山イズモコバイモ自生地で高山小学校34年生7名と担任・校長を対象に観察会を実施しました。自然観察指導員で協会運営委員の藤原薫代さんの指導で1時間あまり、じっくりと開花した花などを観察できました。草刈りに参加していただいている地元「田代コバイモの会」の谷口進会長他3名の方々にも子ども達に向けてお話しをしていただけました。その内の一人槙田明さんは、草刈りに参加しているが初めて咲いている花を見て感動し、自分たちがやっていることに意義を感じることができたと話されました。最後に盗掘防止の看板の内容を子ども達にも考えて欲しいと伝えました。昨年同様に天候にも恵まれて、子ども達の心に残るであろう良い観察会ができました。