名称

公益社団法人 島根県隊友会

担当

曽田憲雄

日付

630

人数

25

場所

岡山県倉敷市真備町

内容

平成307月豪雨災害における真備町写真洗浄@あらいぐま岡山支援

梅雨入りして間もない雨空の下、隊友会会員と市民ボランティアの皆さんを乗せたマイクロバスは午前7時過ぎに出雲市体育館前を出発し、松江道、尾道道及び山陽道を経由して10時過ぎに岡山県真備町に着きました。

作業所と聞いていた元田集会所はすでに他のボランティアの皆さんで一杯で、我々は少し離れたところの建物で写真の洗浄作業を行いました。泥水に浸かった写真は、乾いてはいたものの張り付いたり、写真の縁の部分が消えかかっているものがほとんどで、水で洗って乾かし、乾いてからエタノール液でふき取って汚れを取り除きました。

参加した皆さんは被災された方々の思い出を壊さないよう、11枚丁寧に洗浄作業をされていました。洗浄作業は午後3時過ぎに終了し、「あらいぐま岡山」さんの案内で真備町内の洪水被害状況を見学させていただきました。

一般の住宅は災害から1年経っても、家具等は片付けられているものの建物は被災時のままで、町の人口も被災前の3分の1に減っており、復旧にはまだまだ期間が掛かると予想されていて、行政のみでなくボランティア等による支援が継続して必要なことを痛感しました。

帰路も往路の逆を辿って、午後7時過ぎに無事出雲市に帰り着きました。

今回の真備町写真洗浄ボランティアに際し、現地関係団体との調整、マイクロバス運行に係る諸手続き等を実施していただきました出雲市総合ボランティアセンターを始めとする関係者の皆様に感謝いたします。